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陰部、腰臀部、股関節の疾患 当院の考え方

下記の該当する疾患を押すと

詳細がご覧になれます。

腰痛

(ぎっくり腰の方も

こちらをお読み下さい)

 

腰痛は

現代医学的に

病名はたくさんありますが

(伝統医学でも複数の

腰痛の弁証名があります)

 

しかしながら

臨床的に出会うのは

3パターンのみです。

 

  1. 動き始めが痛い
  2. 同じ動作を繰り返すと痛い
  3. 何もしなくても痛い

以上です。

3番目の何もしなくても痛いは

寝ていても痛い

立っていても痛い

何もしなくても痛い

姿勢が決まらないものを言います。

(感情的に

いつも痛い!というものとは

異なります)

 

3番目の腰痛は

鍼灸院ではなく

まずは病院へ行かれてください。

ベッドにも寝ていられませんので

鍼灸院での治療は難しいです。

 

  • 1番目の腰痛

これは胃腸の冷えで起こります。

また

ぎっくり腰はこの

1番に属します。

 

  1. 寝起きが痛い
  2. 立ち上がると痛い
  3. 座ると痛い
  4. しばらく座って立ち上がるとき痛い
  5. 身体をひねると痛い
  6. 歩き始めが痛い

など

すべて動き始めに

痛みが起こります。

 

話は変わりますが

 

冬と夏

もしこれから

運動するとして

どちらが

より多くの

準備運動を

必要とする感じがしますか?

 

冬に

いきなり動き始めるよりも

夏の方が

身体を動かしやすそう

ではないですか?

 

また

身体が

温まったほうが

パフォーマンスが

良さそうに感じませんか?

 

これこそが

動き始めの痛みの

本質であり

冷えが原因なのです。

(ちなみに

ぎっくり腰は夏の方が多いです)

 

冷えは

筋肉にはありません。

冷えは胃腸にあります。

 

陰陽五行でみると

胃腸は筋肉と

同じ深さにあります。

 

なので

胃腸が冷えると

筋肉も冷える

筋肉が冷えると

冬に

いきなりダッシュするような

イメージとなります。

要は痛いわけです(;^ω^)

 

胃腸の冷えを取ると

状況は改善しますが

胃腸の冷えは

何も

冷たい飲み物

冷たい食べ物だけでは

ありませんので

ご注意ください。

 

次に

2番目の

腰痛ですが

 

  • 同じ動作を繰り返すと痛い

これはどういった意味でしょうか。

 

  1. しばらく立っていると痛い
  2. しばらく座っていると痛い
  3. 運動したあと痛い
  4. 朝より夕方がつらい
  5. 疲れてくると痛い

などを指します。

 

座るのも

立つのも

エネルギーを消費しますので

エネルギー不足による

痛みと言い換えることができます。

 

エネルギーは

人間の場合に

丹田(下腹部)にあります。

その部分を触った時

凹んでいるならば

エネルギーは減少傾向にると言えます。

(これは一定範囲では正常ですが

その際に症状はありません)

 

なぜなら

人間は毎秒、死に近づいているからです。

 

生きるための

エネルギーは

有限であるため

ある程度以上の

(その人が許容できる以上)

消費が起こった時

痛みなどの症状が起こります。

 

その一種が腰痛なわけです。

ですので

ぎっくり腰で

2番目の腰痛であることは無く

2番目の腰痛は

慢性的な腰痛が該当します。

 

1番の動き始めの腰痛が

起こった人で

2番目の腰痛がもともと

あったとき

治療の回数が

通常よりも

かかるのは

想像が容易かもしれません。

 

ちなみ

1番の腰痛は

腰回りに針を

しません。

1番の腰痛のとき

腰回りに針をすると

悪化する可能性があるのと

 

まず

重症の人はベッドに

寝ることができません。

その際には

座った状態にて

治療を行います。

また効果はキッチリ

出します。

ただし

治療当日は

食べたり飲んだりしないで

欲しいです。

ウガイはしてほしいですが

温かいスープでも

飲めば胃腸に負担がかかり

ぎっくり腰の

治りは悪くなります。

 

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症の症状は

 

  • 一定距離歩くと痛い
  • 少し休むとまた歩ける
  • 下肢にしびれがある
  • 下肢に痛みがある

などとなります。

じつはこれは

上記腰痛の項目で言うところの

2番目の腰痛に

該当します。

 

なので

治療も

2番目の腰痛に準拠することが

ほとんどです。

 

  • 病院で手術と言われたら

手術が必要かどうかの

判断は

医師と患者様ご本人様において

行われるものです。

 

ただ

手術はできるだけ

避けたいと思う方が

多いように

思います。

 

また

当院の経験では

手術が必要と言われたけれど

鍼灸治療で

だいぶ良くなってしまった方が

少なくとも10人はいらっしゃいます。

 

手術は私は否定しませんが

手術の判断をされる前に

当院のような重症専門の

鍼灸院にて

治療を複数回試されるのも

選択肢の一つかと存じます。

坐骨神経痛

腰部から足部に

走る神経は

1本ですが

どの部分かによって

名前が異なります。

 

その坐骨神経と呼ばれている

エリアに

痛みがでているもの

それを坐骨神経痛と言います。

 

また

坐骨神経痛は

症状の名前であって

疾患の名前ではありません。

 

疾患に対して

起こる症状の一つなわけです。

 

ですから

痛みがある局所に

治療をしても

それはあくまで

症状の一つであって

その

痛みの原因は

別の場所にあります。

 

多くの場合は

腰部、背部、臀部です。

 

台湾の董氏奇穴などですと

腕を使ったり手を使って

治療をすることができます。

逆子

逆子は

その妊娠した女性が

そのように妊娠期間中を過ごしてきたか

その結果そのものであります。

 

36週を過ぎると

胎児が大きくなり

回転が難しい場合があります。

ですので

できるだけ早く

治療にお越しになる

ことをオススメします。

 

また

逆子は

明確に原因がありますので

その理由(原因)の除去なくして

変化する可能性を信じて待っていても

時間だけが

過ぎて行ってしまいます。

 

原因とは

ズバリ

冷えです。

 

胃腸が冷えていると

骨盤内も冷えてしまい

赤ちゃんが

寒いからと

ゴロゴロ寝返りを

うっている内に

逆子になってしまった・・・

といったイメージです。

 

冷えのチェックポイントは

  1. 膝のお皿
  2. お腹(上腹部)
  3. 膝の内側
  4. 足首
  5. 足先

などです。

 

通常妊娠期間中は

手足は火照るものです。

ですが

冷えている方が非常に多く

大変驚きます。

 

まずは

飲食物の改善が必要な場合が

ほとんどですので

そちらを治療と並行して

取り組む必要があります。

 

それら改善ができた方は

逆子も変化しますし

改善が難しいかたは

逆子の改善も難しいです。

 

余談ですが

逆子の場合に

帝王切開での出産となります。

 

帝王切開が良い悪いというのは

一概には言えませんが

帝王切開で

下腹部を切ってしまうと

丹田を切ることになり

エネルギーが

常に不足した状態となります。

 

そのため

出産からしばらく経ってから

体調不良が

起こる方が多いです。

 

お腹の傷は

構造上の問題であるため

根本的な解決は

傷がある以上

不可能です。

鍼灸治療や

身体の使い方の

見直しを行うことで

上手に付き合っていくしか

ありません。

 

だからこそ

もし帝王切開を

避けれるのであれば

避けるべきと考えています。

 

股関節痛

股関節とは

太ももの付け根を

一周

股関節と言います。

 

ここでは

  1. 股関節の前面
  2. 股関節の側面

について

書きます。

 

股関節前面の

痛みなどの不具合は

お腹の治療で

良くなります。

 

お腹の治療に付随して

必ず

腰背部の治療も必要と

なります。

 

腰痛と同様に

 

  • 動き始めの痛み
  • 疲れてくると痛い

痛みの性状を

細かくお伺いすることで

治療方針が決まります。

 

股関節側面の痛みは

四十肩、五十肩の部分でも

書きましたが

 

四十肩五十肩の治療とは

逆で

肩回りで股関節を

治療します。

不妊症

不妊症の治療で

患者様のお話を伺った時に

多くの方に共通するのが

 

  • 性欲が無い事

 

です。

 

性欲とは

人間の欲求のうちの一つで

必ずなければならないものです。

 

むしろ

食欲よりも

大切なことだと思います。

だって

生物は

次世代の子孫を

残すためだけに

生きていますから。

 

ただし

性欲は無くても

生きていくことが

できますので

重要視しない方も

多くいらっしゃいます。

 

性欲が

あるためには

余力が必要となるため

カツカツに

働いたり

身体を酷使した状態では

性欲は生まれません。

 

また

性欲が無いような

状態では

妊娠したとしても

赤ちゃんに必要な

エネルギーがありません。

消費が多すぎるからです。

 

また

以前に

『旦那には絶対に触れたくない』

『妊娠は私が女性であることの証明』

という方も複数名いらっしゃいましたので

補足的に書きますと

 

妊娠することを

自分の女性としての

尊厳を保つために

利用したい方は

妊娠は難しいと思います。

そうした方への

鍼灸治療による

不妊治療は難しいと判断しておりますので

ここに記載いたします。

 

自然から離れた方に

(不自然な方)

鍼灸治療は無力です。