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【永久保存版】なぜ鍼が効くの??

科学では説明ができない不思議な治療

よく血流が良くなるからと

言いますが

血流が良くなるなら

お風呂に入った方が

血流は増します。

 

だから血流の問題では

ないのです。

またそれを裏付けるものとして

 

患部に鍼をしなくても

良くなるということが

あります。

 

極端に言うと

イメージ鍼灸と言って

刺さなくても

刺したイメージだけで

相手の症状が

変わってしまう

こんなことが起こるのです。

 

だから

現代医学的な

解剖学、生理学、運動学では

説明ができないのです。

 

相手の意識の移動で体は変わる

たとえば

私が

『いまからあなたの

腕に太い鍼を刺します!』と

言ったら

あなたの意識は腕に

集まります。

 

また

もし本当に鍼を

刺したら

もっと意識が

集まります。

 

さらに言うと

頭にくることがあった時

不安が強くあるとき

 

このとき

あなたの意識は

どこにあるでしょうか。

 

大体の方は

頭の方に意識が

上ります。

(文字通り頭にきます)

 

意識=エネルギーが

過剰であるとき

そこに症状が生まれます。

 

風のナウシカの腐海と同じで

現状を変えるために

症状は起こります。

(腐海は

土壌を浄化するために

瘴気を出すと書いてあります)

 

 

逆の事も

起こります。

 

症状がどこかにあるとき

その部分に意識は

あつまります。

 

症状には2種類あって

(結局はおなじこと)

 

『意識が集まることで良くなる』ものと

『意識が散ることで良くなる』もの

これらがあります。

 

たとえば

頭(身体上部)に意識が

集まりすぎてしまったとき

身体は以下のように

反応します。

 

1、集まりすぎた意識を

(エネルギーを無駄に使う=痛みなど)

さらに集める。

集めるというのは

過剰になりますので

過剰にあるエネルギーは

痛み等の形を取り

最終的には

痛み等に過剰なエネルギーが

消費され症状が

なくなります。

(不要になる)

 

なくなれば

過剰の状態は解消されますので

痛みも消えます。

 

2、集まりすぎた意識を

違う場所に移動させる。

 

例えば頭痛が有るとき

足は必ず冷えます。

そして

足が冷えると

その冷えに

意識が向きますので

 

頭部に過剰であった

意識が

足に気がとられて

移動し始めます。

 

過剰であった頭部の

意識は

今度は冷えた足に

向くことで

頭痛が和らぎます。

 

簡単にこれらを

まとめると

 

1、エネルギーが発散される

(現場で消費される)

 

2、エネルギーが移動する

(違う場所に移動する)

 

これらは

症状のメカニズムであり

治療のメカニズムでもあります。

 

お気づきの方もいると

思いますが

症状は

すべて身体が

身体を良くしようとして

起こることです。

 

風邪のときや

食中毒の例を考えてみると

よくわかります。

 

 

 

 

 

 

いつもどのように意識を置いているか

つまりは

いつもどのような

身体の使い方を

しているのか

 

それによって

症状が

変わります。

 

どの方も

『普通につかっている 』

と思われていますが

『あなた独自』の

使い方をしているに

過ぎません。

 

なぜかというと

あなたは

他の方と

違う性格を持っているからです。

 

もっとも

肉体の機能は

ほとんどの場合

一定の機能を持っています。

 

ですから

あなたの

使い方によって

症状も変わりますが

 

ある種の使い方を

すると

身体は

おなじような

反応を起こします。

 

それが症状であるのです。

 

だから

『自分はそんなに考えていない』

と思っていても

上部にエネルギーが多い

ということは

肉体の限界を超えて

考えすぎているのかも

しれませんね。

 

ですから

自分の思いなどよりも

実際に

身体に起こっていること

これをレシートとして

自分の体の使い方を

知ることができます。

 

酔っぱらってる人が

『おれは酔ってねぇ!』

というのと

同じことです笑

身体がやろうとしていることを助ける

先ほども

ちらっと書きましたが

 

風邪を引いたとき

体温が上がります。

これは

どうしてでしょう。

 

簡単に言うと

身体の中で

煮沸消毒を

しているわけです。

 

では

下痢はどうでしょう。

何かを排出しています。

 

というわけで

症状は

大変だけど

身体にとっては

プラスなわけです。

 

ですから

煮沸消毒しているときは

その煮沸消毒が

もっと効率的に

行われるように

お手伝いをします。

 

下痢をされているのであれば

もっと

効率よくできるように

お手伝いをします。

 

お手伝いを

しますと

早く終わりますので

症状も早く消えます。

 

これが

鍼灸のメカニズムです。

 

その

効果が出やすいとして

昔から言われているものが

よく効くツボなわけです。

 

だから

局所に刺すことは

治るんならいいですが

 

もっと鍼灸治療には

オイシイ、効果的な

方法があるわけなのです。

 

そういえば

時々雑誌などで

 

こういう時は

このツボ!

 

みたいなのを

見たことがある人も

多いと思いますが

効いたという

ご経験を

お持ちの方は少ないと

思います。

 

なぜなら

そんなことでは

効果は出ないのです(;^_^A

 

深谷灸(ふかやきゅう)

という

流派というか

グループというか

考え方があります。

 

故深谷伊三郎先生が提唱したもので

(立川志らくさんのおじいさん)

その中で

深谷灸基本十項というものがあります。

 

これは鍼にも通じることであって

一般的な鍼灸師は

『あー深谷灸って竹筒つかうやつでしょ』

という認識であるのに対し

深谷灸(法)は

この基本十項にこそ神髄があります。

 

全部大切で

読むたびに発見がありますが

『ツボは効くのではなく

効かせるものである』(意訳)

 

という項は

上記した

雑誌のツボが効かない

理由がここにあります。

 

場所が大切ではなくて

どう使うかが大切なのです。

 

以下引用

 

1 経穴は効くものではなく効かすものである

2 成書の経穴部位は方角を示すのみ

3 経穴は移動する

4 名穴を駆使して効果を挙げよ

5 少穴で効果をあげるべきである

6 反応のない穴は効きめが少ない

 (効きめの出ないものは出すようにする)

7 そこが悪いからとそこへすえても効果はない

8 名穴であってもただそれだけに効くのではない

9 灸炷の大小壮数は患者の体質に合わせよ

 (熱くないところは熱くなるまですえる)

10 経穴は手際よく取穴せよ

 

ここまで

灸法臨床研究会

 

ですから

身体の手伝いをすると

効果がでるということに

なります。

 

最後は端折りますが

これが

鍼灸の効くメカニズムなのです。