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問診のテクニック:正しい病態把握のために

治療に先立って

行われる問診

最近では医療面接とも言います。

この医療面接こそ

治療の方向性を決める意味で

大変重要になります。

治療の方向性さえ

正しければ

あとは

治療の刺激や

相手の好みに合わせるだけ

なのでこれさえできれば

一人前と言えるでしょう。

あ、言えないか(;^_^A

使える情報と使えない情報

患者さんは

治療の素人です。

だから

必要な情報が

何であるか知りません。

だから

ある種施術者に

任せておけば

大丈夫なのですが・・・

患者さんの言いたいことと

私たちが知りたいことには

往々にして乖離があります。

言いたいことを聞いているだけでは

治療は成り立ちません。

だって治療に必要な必要な情報を

得ることができません。

大変失礼かとも

思うのですが心を鬼にして

患者さんの話を遮ります。

『あ、ごめんなさい

聞くことがたくさんあるので

聞いたことにだけ答えて

ください(^^)/』てな感じで

めっちゃ感じ悪く感じさせて

しまうかもしれないけど

100項目近く伺うので

サクサクいかないと

いけません。

相手の言う『ずっと痛い』とは

ずっと痛い

と言われたら

どのように判断しますか?

24時間痛い?

毎日痛い?

とか

そんな感じに感じますよね?

これは相手の言い分に感情が

入っているために起こります。

だから

感情をできる限り排除しなければ

なりません。

私はこのように

聞きます。

『寝ている間も痛いのですか?』

もちろん

寝ているときの不具合だと

言っている方に

このように聞いては

『コイツ大丈夫か?』と

なってしまいますけども(;^_^A

要は

痛くない瞬間

症状が出ていない瞬間を

聞いているわけです。

もし

症状が出ていない瞬間があれば

それは

『ずっと』ではなく

限定的な症状と

なります。

この質問は

大切で相手が

『症状が出ていない瞬間はない』

と言ったらもしかしたら

鍼灸治療の適応症では

ないかもしれません。

器質的な問題

骨折とか

ガンとか

内臓そのものに問題があるとか

そういうときは

楽になる瞬間などありませんからね。

またそれと同時に

判断しないといけないのが

『冷え』の痛みです。

これが厄介で

『なにもしなくても痛い』場合が

あるのです。

そしてそれは

冷えが取れるまで続きます。

冷えというのは

万病のもと、ともいいますけれども

触って冷たいだけが冷えでは

ありません。

冷えの痛みというのは

かなり強い痛みを起こします。

またその他機能不全を起こします。

また冷えの原因は

その方の生活に起因するものが

ほとんどですから

毎日冷えをプラスするような

生活を続けていれば

いつまでも変化しないわけです。

何もしてないけど

はい

あなたはシッカリと

やらかしています(;^_^A

ただ大切なのは

その方は悪意は全くないのです。

体調を悪くしようと思って

やったわけではありません。

誰しも

人生を豊かに正しく

楽しく生きようとして

その結果

病気になっているのです。

でも

症状が起こっているのは

あなたではなく

『からだ』に起こっています。

あなたは

身体をすべてコントロールすることが

できますか?

すべてはできませんよね。

痛みを消せますか?

消せませんよね。

ここにヒントがあるのです。

あなたがやらかしたことそれを

身体は文句も言わずに

治そうとしています。

それがホメオスタシスというものです。

でも

あなたが良かれとおもってやったこと

それが体の負担であった時

あなたはそれを辞められますか?

例えば

お子さんのために

相手のためにやったことが

相手にとって迷惑だった時

あなたは反省することができますか?

『あいつはわかってない』なんて

言ったりしてませんか?

身体は

あなたのパートナーであり

下僕ではないのです。

だから

セクハラの加害者が

『そんなつもりはなかった』と

言っても

相手には不快だったりする

時もあるわけです。

イケメンだと許されたりしてね笑

そんなつもりはなくても

相手(身体)のあることですから

相手に合わせることも

症状の解決には

大切なことなのかも

しれません。

 

全然良くならない

そりゃそうです。

良くなる方法

症状を起こさない方法を知らないから

あなたは症状が起こるのです。

もちろん

避けられないやつも

ありますよ。それは

しょうがないことです。

でも避けられること

あなたが

自分の体の特性を知っていたなら

避けれたことだったとしたらどうです?

身体はさっきも書いたように

ホメオスタシスいわゆる

生体恒常性を持っています。

だから

今この瞬間も

治そう治そうとして頑張っているんです。

でもその体の健気な努力を無駄にするのは

一瞬のできごとで(;^_^A

あなたが症状の原因とは知らずに飲んでいる

そのホットコーヒーど飲み込んで

身体の作業を振り出しに

戻してしまっているとしたら

どうです?

全く良くならないのは

あなたが継続して

お体をぶっこわしているからです。

どこで壊しているのか

それを探すのも

問診の役割の一つです。

自転車のパンク修理みたいな

もんですね(;^_^A

どこから

空気が漏れているのかな~みたいな(;^_^A

私たちは

それを探すプロですから

素直にいろいろと

教えていただければ幸いです。

なにも

責めたり

怒ったりしませんので

安心して話してくださいね!