この仕事を始めるまで
耳管開放症は
聞いたことのない
疾患でした。
学校でも習わなかったかも(;^_^A
ただ
当院ではたまに
見かける疾患であって
皆さんとても
お困りです。
耳管開放症の代表的な症状
このページを
ご覧の方は
おそらくこの症状をお持ちの方
かもしれないので
割愛してもいいのですが
一応教科書に載っていることをば。
1、自分の声が大きく聞こえる
2、自分の呼吸音が大きく聞こえる
3、耳が詰まった感じ
4、前かがみになったり、横になる(臥床)と楽になる
4に関しては
伝統医学的に非常に重要な
情報になります。
また耳鳴りなどを併発している方もいますし
突発性難聴の既往がある方もいます。
原因
原因に関してはいろいろなことが書かれていますが
要はよくわかっていないということなんですよね。
あ、伝統医学的にはシッカリとわかっていますが
伝統医学は妄想なので(;^_^A
科学的には説明できません。
そもそも針がなぜ効くのかわかってないし(;^_^A
1、急な体重減少
2、妊娠
3、脱水
4、もともとの構造異常
5、もともと鼻をすする癖がある
上記は
はっきり言ってあんまり
参考になった試しがありません(;^_^A
そもそも
大体の方は針で治りますので個人的には
上記との関連はあまり重要視してません。
鍼灸:伝統医学的治療
当院にお越しの方は
耳鼻科で治療後に来る方が
ほとんどです。治らないから来るわけです。
当院での治療は
さっき書いた
症状の4番目の項目
前傾姿勢や臥床すると楽になるという特徴に
着目して行います。
前傾姿勢は
下腹部に腹圧がかかる
すなわち
丹田が充実することです。
また臥床して楽になるのは
虚証(きょしょう)特有の症状ですから
これも丹田のエネルギー不足が示唆されます。
丹田にエネルギーが無い場合に
身体の上下のバランスが崩れています。
首肩がガチガチで
足が冷えているパターンが多いと
思います。
首肩がガチガチということは
ツボの状態としては『山』になりますので
山にはエネルギーが詰まっています。
それを
腰回り(丹田の裏側)の『谷』のツボに
集めてあげるのです。
ただそれだけ(;^_^A
その
上のツボから
下の谷に移動する際の
通り道もガチガチに
こっていることが多いので
そこもエネルギーが通りやすいように
します。
それだけなんです(;^_^A
なぜそのような状態になったのか
それが一番大切です。
だからこそ
その方がどのような使い方を
普段されているのか
そこをしっかりと
伺います。
高齢者不可の理由
高齢の方は
自分の生活を変えることが
困難な方が多いので
『言ってもムダ』なことが多いです。
だから不可としました。
いつも言いますが
何もせずに痩せるという
矛盾が好まれる世の中ですが
症状は
多くの場合に
繰り返します
多くの場合には
(全部とは言ってない)
その方の体の使い方
すなわち
毎日の生活から生まれます。
もちろん
病気になろうなんて
思っていないのは
わかっていますが
身体にはルールがあります。
そのルールに反した
使い方は
身体の症状を必要と
してしまいます。